貝類が体によい理由
四方海に囲まれた日本はその恵みをたくさん受けてきました。
そのため、太古の昔から日本人は貝類を多く食してきました。
現在でも、炊き込みご飯やみそ汁などに使われ親しまれています。
小さいながらも栄養価が高く、私たちの健康になくてはならない食材なのです。
貝には、しじみ、あさり、牡蠣、ホタテなどの種類があり、これら貝類の代表的な栄養素にタウリンがあります。
アミノ酸の一種で、魚介、貝類に多く含まれ、栄養ドリンクに配合されていることで知られています。
肝機能を修復する働きがあり、抗炎症作用や肝機能向上、肝細胞の再生を促します。
肝臓が上手く働いていないと、倦怠感や脱力感を感じ疲労につながります。
タウリンが栄養ドリンクに使われるのは、肝臓を元気にして疲労を改善してくれるからなのです。
その他、血圧低下やコレステロールを下げ動脈硬化を予防したり、神経を穏やかにする鎮静効果、心臓の筋肉や機能を強化する効果があります。
また、ビタミンB12も多く含まれています。
ビタミンB12は、血液を造る働きがあり、不足すると貧血になる恐れがあります。
また、貝には鉄分も含まれており、これも赤血球を作る働きがあるので、貝を食べるとこの二つの栄養素を一緒に摂取出来るので貧血予防に効果的です。
そして、細胞の代謝に大きく関わる亜鉛が含まれています。
亜鉛は不足すると味覚に異常をきたすほか、スタミナ不足を感じる、髪の毛が痛む、爪が割れるなどの症状が出てきます。
細胞の生まれ変わりを促してくれるので、人間にはなくてはならないものなのです。
さらに、うまみ成分であるコハク酸やグルタミン酸が入っているので、ダシの代わりになり、料理に深みが増すのほか、低カロリーであるため、ダイエット中の食事にも大いに活用できるのです。
このように貝類には沢山の栄養素が含まれており、食べるサプリメントのような働きをします。
いつもの食事に貝を加えると、偏りがちな食生活を改善することができます。
この貝類のパワーをもう一度見直してみてはいかがでしょうか?
貝類が苦手でもしじみパワーを含んだ商品はたくさんありますので探してみてはいかがでしょうか。